2015-05-23

わたしが村上担になったわけ。

この間、久々に連絡がきたので中学のころの友達(わたしをジャニヲタに引きずり込んだ恩人であり全ての元凶、錦戸担)に会ったんですが、黄色いレンジャーキティとナナナぶら下げて来たのでつい笑ってしまいました。変わってないなー。

なんだかあのころが懐かしくなったので、わたしがいかにして村上担になったのかを振り返ってみたいと思います。ちょっと長くなるかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。

遡ること約12年前、2003年の秋ごろでしょうか。中２だったわたしは友達(前述の錦戸担のこと、その時は光一担)に勧められて『Kinki Kids どんなもんヤ！』を聞き始めました。もともとキンキの出るバラエティやドラマは見ていたし、どちらかといえば光一くん派かなぁという感じだったと思います。定刻よりちょっと早めにラジオをつけると、聞こえてきたのは『関西ジャニーズJr.』という人たちの声でした。そこで出会ったのは『ヨコヤマユウ』『ムラカミシンゴ』という人達。聞き慣れない関西弁と軽快なトークが癖になって木曜日のレコメンを重点的に聞くようになりましたが、携帯もパソコンも持っていないわたしが関東圏のテレビにほとんど出ることのない彼らのビジュアルを目にすることはありませんでした。

風向きが変わったのはその翌年。友達の布教により着々と光一ファンへの道を歩んでいた(Gアルバム買いました)わたしに彼女が教えてくれたのが、アイドル誌の存在でした。その時買ったのはPOTATOの4月号だったと思います。表紙はもちろん光一くん。後ろの方に載っていたのが三馬鹿の対談でした。そこで初めて横山くんと村上くんの顔を見て、声と一致させたわけです。茶色い長髪ははきはき喋るイメージと違ってちょっとびっくりしましたが、光一くんだって髪は長めだし、とさして抵抗もなかったのだと思います。横山くんの顔はものすごく綺麗でした。

それと前後してたまたま見た太一くんの『ホムンクルス』という番組で、動いている村上くんを初めて目にしました。その時のことはあまり記憶にありませんが、なんてこの子はかわいいんだろうと思ったのはよく覚えています。まだ『担当』という概念を知らなかったものの、その時がきっと、わたしが村上担になった瞬間だったのでしょう。

そこからわたしは、友達などいろんな人に「誰それ？」と聞かれながらも「関西ジャニーズJr.の村上くんっていう子が好き」と言い始めます。

４月から『裏ジャニ』開始。遅い時間だったのでビデオに録画して毎週見ていました。そのエンディングテーマで流れていた『Dreamin’Blood』を聞いて初めて、「村上くんって歌うんだ…！」と驚き。ジャニーズ=歌とダンスということは頭からすっぽり抜けていたようです。それでも、tvkで遅れ放送されていた『ほんじゃに』のエンディングで『SLAVE』を見るまでは半信半疑だったような気がしますw裏ジャニの企画では催眠術でとろんとした目を見せる横山くん、女装してナンパされるかの調査でほんとにナンパされちゃった安田くん、ダイエット＆デブエットの回でひたすら甘やかされる内くんが特に好きでした(あれ、自担いない…？)

そして関ジャニ∞は８月に関西限定、９月に全国でデビュー。そのころ、もう隠しきれない(別に隠していたわけでもないのですが)と母親に「この人たち好きなの」と雑誌の切り抜きを見せました。もともと母親もSMAPのアルバムを持っていたりkinkiの番組を一緒に見たりとジャニーズに抵抗はなさそうな人だったものの、それでもちょっとドキドキしながら言うと衝撃の一言が。「この子たち知ってるよ。『ピカイチ』出てたでしょ？」そして三馬鹿を指さす母親。確かに『ピカイチ』は毎週見てたけど…え？どうやら好きになる３年も前に村上くんを見ていたようで。変な被り物してゲームしていた集団も覚えてる、でもそれが彼らとは結びつかなかった…。

そしてわたしは、母親も４歳年下の妹(のちに錦戸担からの事務所担に)も巻き込んでジャニヲタの道を爆走することになるのです。

ちなみに今は、村上担を名乗りつつジャニーズWESTを推しています。贔屓しているのは淳太くんですが、危なっかしい濵ちゃんにどうしようもなく惹かれている自分がいて一人を選ぶことはできそうにありませんwだから箱推し。他のグループだとNEWSなら小山くん加藤くんのコヤシゲコンビ、KAT-TUNなら上田くん中丸くんのロバ丸と、年長者やしっかり者のお兄ちゃん的存在を好む傾向にあるようです。ヨコヒナもそうですが、コンビで推したがるのはわたしがお笑い好きなのもあるかもしれません。でもSexy zoneはなぜか松島くん。最近かっこよくなりましたよね…！

ということで、わたしが村上担になったわけでした。一目惚れと思いきやじわじわと好きになっていった感じですね。本当はこのあとがかなり長いのですが、今でも癒えない傷のようなものが存在するのでこのくらいにしておこうと思います。そのうち笑って話せるようになったらいいな。

2015-05-17

『お笑い芸人と行くバスツアー』に行ってみた。

お笑い

コンサートツアーのレポの後にバスツアーのレポって…と思わなくもないですが。

一口に『芸人とバスツアー』と言われても、何をするのかよくわからなくないですか？わたしもその一人でした。検索しても芸人さんとのツーショットの写真と『楽しかった！』なんていう一言しか残されていないし、芸人さんは舞台上で見るものだと思っていて、出待ちなどでの接触を求めていない自分が行っても楽しめるのだろうかという疑問と不安でいっぱいで。でも行ってみたらものすごくよかったので、好きな芸人さんがバスツアーするなら絶対に行ったほうがいい！！という観点で勝手にプレゼンしてみたいと思います。

※ツアーの内容はあくまで一例です。

その前に軽く説明を。

わたしは４～５年前からある漫才コンビのファンになり、月に４回ほどはお笑いライブを見に行っています(これでもだいぶ減りました)。コンビ名は『ゆったり感』。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で東京NSC９期生、今年12年目の芸人さんです。わたしが彼らを知ったのは関ジャニ∞のおかげなのですが、その話はまた別の機会に。

ということで今回はJTBの『囲碁将棋・エリートヤンキー・ゆったり感といくBBQバスツアー』に参加しました。ちなみに他の２組も同期の芸人さんで、３組で『fun-net(ふぁねっと)』というユニットを組んで活動しています。なんとなくわかるかもしれませんが、６人の頭文字を取ったユニット名です。ファンの名称は『ハイフン』…と見せかけて『ファネピ』だそうですw

朝９時に新宿集合・出発→イオンモール木更津で食材の買い出し(BBQ会場に大体のものは揃っているので飲み物程度)→富津公園キャンプ場にてBBQ→マザー牧場でバター作り体験→夜７時過ぎに新宿到着・解散というスケジュール。移動は全て貸切の観光バスで、45人参加でしたが40人乗りくらいのバス２台に分乗しゆったり過ごせました。

ここから箇条書きでプレゼンポイントです。

・バスの中でのトークが面白い

今回バスに乗っている時間が合計で４時間くらいあったのですが、ずっと面白くて笑い転げていました。３人ずつの２組(ボケチームとツッコミチーム)に分かれて交代制。車内から見える景色で延々ボケる人、相方や仲のいい芸人さんにまつわる鉄板トークを披露する人、ゆるいボケ合戦を繰り広げたり突然熱唱する人などトークライブ状態で大いに盛り上がりました。ツアー参加者のアンケートに答える時間もあり、なぜかこのバスに乗っていない人への質問に答えたりもしていました(勝手に)。もう片方のバスでは参加者にニックネームを付けたりもしたそうです。

・写真も撮り放題

芸人さんにツーショットをお願いするもよし、後ろから盗撮するもよし、前から堂々と撮るもよし。中には芸人さんの方から「撮らなくていいの？」「誰と撮りたい？」などと聞いてくれてお目当ての人を呼んでもらえたりもします。シャッターチャンスは無限にあり、思う存分旅の思い出を残すことができます。もちろん、『撮らない』という自由もあります。

・芸人さんと適度な距離感で会話を楽しめる

自由行動の時間は芸人さんについて行って一緒に楽しむこともできますし、ほんとに『自由』に自分たちだけで行動もできます。決して積極的に絡む必要はなく、自分のペースで関わることができます。スーパーでの買い出しや、徒歩で駐車場から目的地への移動の時間に他愛無い会話もありました。また、バーベキューやバター作りの座席がくじ引き制だったのもよかったのかもしれません。くじでランダムに７～８人ずつ６班に分かれ、そこに芸人さんも１人ずつついて一緒にBBQするというもの。周りは知らない人ばかりで、なんなら一番顔を見たことがあるのは同じ班の芸人さんという謎の状況に、普段は人見知りなわたしでも自分から話しかけることができました。ちょっととっつきにくいと思っていた人が優しかったり、いつもふざけている人の真面目な本音を知ることができたり、スマートな振る舞いになるほど一番人気だと納得したり。舞台上とはまた違う、芸人さんの意外な一面が見られます。

・参加者同士が仲良くなれる

わたしはお笑い好きだということを周りの人に隠しています。異様に驚かれたり引かれたり、『じゃあ芸人と付き合ってるの？』とからかわれたりということが何度かあってから黙っているようになりました。ジャニーズが好きと話しても誰もそんなことは言わないのに…不思議ですね。でもツアーに来ているのは同じ芸人さんが好きな方ばかりで、いざBBQが始まってみれば気楽に話すことができました。芸人さん自身がみんな30歳オーバーということもあって、参加者も大学生～社会人くらいと年齢層が高かったのもあると思います。

と、ここまでプラスのことばかり話してきましたが、やはりネックとなるのは料金ではないでしょうか。このBBQツアーの場合は、１人19,800円。日帰り旅行の相場としても決して安い値段ではなく、このお金で神保町花月の本公演チケットが約10枚、渋谷無限大ホールの彩ライブなら13枚は買えます。劇場に多く通う方ならその分他のライブを、と考えるのも無理はありません。

しかし、こう考えてみてはいかがでしょう。少々乱暴ですが、この日帰り旅行での観光バス代、バーベキューセットのレンタル料、マザー牧場の入園料など実際にかかったであろうお金を大ざっぱに10,000円と見積もります。残りも約10,000円。集合が朝９時、解散が夜７時ですから10時間。これを割ると１時間当たり1,000円、30分にすると500円。これって、よしもとのライブ代金の相場と大体一緒なんです。そう考えると、決して高くはないですよね？

そんなわけで、もしも好きな芸人さんがいて、バスツアーがあるなら絶対に行った方がいい！という話をさせていただきました。私自身は今回１枚も写真は撮らなかったのですが、たくさんの思い出を持って帰ることができました。何よりバスの中が楽しくて楽しくて。ゆったり感の中村さんの話術が冴えわたっていて素晴らしかったです。ご本人もバスが楽しい、降りたくない、ずっとバス移動でいいくらいと仰っていましたw次の機会があればぜひ参加したいと思っています。ほんとに楽しかった！