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舞台『仮面ライダー斬月』がジャニワみたいだった話

舞台『仮面ライダー斬月』を見てきました!大千秋楽終わってるからネタバレしていいよね!
仮面ライダーの初の舞台化、しかも事務所を退所したばかりの萩谷くんが出るということもあって、ジャニオタと特撮オタを兼ねているわたしが行かないわけがない!と慌ててTTFC(東映特撮ファンクラブ、月額980円で過去の仮面ライダーシリーズや戦隊シリーズが見放題、しかも公演によりチケット先行予約や独占映像、エキストラ募集まであるという、ジャニーズで言うと情報局の機能プラス過去の少クラがついてくるみたいな太っ腹システム)に入り、チケットを手にしました。
でも、仮面ライダー鎧武を全編通して見たことはないのです。リアルタイムでは飛び飛び、ジオウを見る(今年放映している仮面ライダージオウは平成のこれまで出たライダーが多く出演しています。まぁカウコンみたいなもの)にあたってある程度あらすじや登場人物の補完はしましたが、細かいとこまでは覚えてないし、鎧武で一番印象に残っているのはネルソンズがモブとして出ていたことというくらい。あれは謎だった…。
でも大丈夫、わたしには過去作品見放題のTTFCがある!はずだったのですが。色々と重なり、全く見られないまま観劇当日を迎えました。

まあでも、全く問題なかったよね!

仮面ライダー鎧武本編ではダンスバトルの一環として、仮面ライダーに変身し戦います。つまり戦いの最中に突然ダンスシーンがねじ込まれたりもするわけです。舞台ではそれが顕著で、いきなり変身、そして群舞、更に戦闘からのダンスバトルと飽きることなく楽しめます。
この揃いの戦うダンスとか、突然ぶった斬られたように場面が切り替わる感じが、いかにもジャニワっぽい!なんでかな…見終わって一番の感想がそこだったw化け物と戦う場面もあるからかな?チームに分かれて争っているとかはウエストサイドストーリーや少年たち風味もありますが。すごいジャニーズみを感じました。
変身の演出も凝ってるし、アクションも本職の方たちが多いので本格的!変身しているときも、萩ちゃんの声の演技を聞けます。Gロッソ(現行戦隊シリーズのヒーローショーを行う劇場、そのショー自体を指すことも多い。みんな大好きTDCのお隣。ちなみに今度のデルフィニアもここ)では素顔公演でも変身後は一部吹き替えだったりしますが、今回はすべて演者さんの声。どちらかというと飛天やファイナルステージに近いかもしれない(飛天もファイナルステージも現行仮面ライダーのヒーローショー&トークイベント)。突然の専門用語すみません。奈落にみんなぽんぽん落ちてくのすごかったな…。
そして初見の方にもわかりやすく、各キャラにテレビのライダーと重なるような演出、キャラ付けをしています。罪を背負い苦しみもがく中でも前に進むアイムは紘汰に、どこまでも強さを求めるグラシャは戒斗に、自分なりの正義、どんなことをしても生き残ろうとするフォラスは城之内に。あと素敵なおネエさまもいましたね。加えて説明台詞も多いので、もし全く見たことない方でも楽しめるかなと。一年間の本編をぎゅっと2時間に凝縮したような仕上がりでした。

萩ちゃんは紘汰神そのものだったし、貴虎兄貴にオレンジみんなでおっさんおっさん言ってたのがほんとツボ。グラシャさんはほんと金髪美人だったな…すと京本くんみのある麗しさ。パンフレットの増子さんの写真が黒髪なことだけが残念だったから、ローソンの舞台ブロマイド買わなきゃ。フォラスは卑怯だけどどこか憎めないし、パイモンとグシオンのコンビはそれぞれ違うやり方でアイムを支えててよかったし、鎮宮兄弟は種類の違うイケボ二人(本気になれば声だけで人を洗脳できそう)だったし、ドリアンのおネエさまはコメディアン?コメディエンヌ?として大活躍。鎮宮パパの大高さんはカテコのプレスリーのくだりほんと面白かった!

 

いやー面白かった!BD買おう!